伝えるという意志
皆さまこんにちは、秋葉です。
あっという間に千龝楽から1週間が経ちます。
毎度のことながら社会復帰した途端に嵐に巻き込まれておりました。 ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。
ご来場くださいました皆様、遠くから応援して下さった皆様、そして出演者、スタッフの皆様、今回も本当にありがとうございました。
SPIRAL MOONでは15年以上前から、聴覚障害をお持ちの方のために台本貸し出しサービスを行ってきましたが、
この度、TA-netのご協力を得て舞台手話通訳の導入に取り組むことができました。
稽古から本番まで、手話をたくさん拝見しました。 そこで感じたのは【伝える】ことへの情熱です。
日頃から私は、言葉とは、ただ喋ったり書いたりするだけでなく、その意味を伝えるためにありったけの努力をしない限り伝わらないという信念のもと演出をして参りましたが、手話というツールを使って伝えることへの執念を目の当たりにできたことは、思いがけない宝石を手にしたような幸せでした。
伝えたい、理解したいという意志が、深い輝きを放つのですよね。
私も頑張らなきゃ!
次回公演に向けて、やる気を燃え上がらせています!
晴れ女の私には珍しく、千穐楽は降ったりやんだりでしたが、翌月曜日の倉庫整理が終わる頃には抜けるような青空が広がっていました。
ずーっと昼間に外に出ない生活を続けていたので眩しかったです。
最後に、降りてきちゃった(思いついちゃった)私のプランを想像以上の形で劇場に出現させてくださったまっきー、そのプランを後押しして、作業環境にお力添えくださった仁平さんに心から感謝致します。こっそり泣きました。
◇◆秋葉 舞滝子◆◇