ある男について
寒さも段々と本格的になりつつありますね〜。どうも、自動ドアによく挟まる小山です。
今回何を書こうか迷ったのですが…専門学校時代からの友達で共演者の金井俊太郎君について書いてみようと思います。
彼と初めてあったのは十八歳でした。
第一印象は「金髪チャラ男」
こんなチャラいやつ!ぜーったい!友達になるもんか!…尖っていた僕は頑なにそう思っていました。
でも、違っていたんです!
ある日昼ごはんを食べずに教室で横になってると、金髪セミロン毛チャラ男がツカツカやってきて「これ、おかん作ったやつ食べろし」と渡してくれたんです。
おにぎりを!
「えっ!いいの?」
驚きとそのおにぎりのあまりのおいしさに泣くのをこらえ、心から思いました。
「ありがとう!金井おかん!」
そのおにぎりの具材は鮭で…
あ……あぶなかった、おにぎりの説明で終わるところでした。
それをキッカケにどんどん仲良くなりました。
僕と同じように金井君も大自然の中で育ち、彼の実家を訪れるとまるで実家に帰ってきたかのような安心感を覚えました。
思ったことをすぐ口に出せる彼の性格はその大自然の、おかげ?なのか。
家族がみんな素敵。お父さんとお話していると博識で…
おもわず金井君の顔を凝視してしまったことを思い出します。
卒業してからも交友は続き、共演も今回で4回目になります。16年、あっという間に過ぎ去って周りにいる人も変化し続けるなか、彼はいまでも隣にいます。
顔がイケてて、いつも明るく、お喋りで、人との心の距離を一瞬でゼロにする特殊能力を持っている金井君。
目を見張るコミュニケーション能力と座高の高さ。
そんな金井俊太郎も含めた個性豊かな共演者の皆さんで物語を作る!
ワクワクが止まらないですネェ!!
写真は2人で横浜に行きハマリュウノスケさんに撮影して頂いたものです。
小山利英