生命力
稽古場ブログではなく、ひとりだけ園芸日誌を書いていると言われて、最近ちょっと控えていたのですが…。
こんにちは、秋葉です。
以前もまわた日記に書きましたが、ここ数年続く夏の猛暑で、たくさん育てていたバラがほとんど全て枯れてしまいました。
で、SPIRAL MOONにも何度も出演して頂き、何より園芸仲間である石井悦子さんに唆されて、今年、クレマチスを始めちゃったんです。ええ、なんとなく。…バラより簡単かなって。
そうしたら…茎が! 茎が細いんです! 信じられないくらい!!
折れそうで怖くて、実際すぐに折れちゃって…
ちょっと目を離すとすぐにまわりの植物に絡んで、それを解こうとするとすぐに折れちゃう!
いやもう、思いのほか、繊細な植物だったわけですが…
↓こちらが今年4月の半ばくらいに咲いた《美登利》というクレマチスなのですが
来春まで咲かないだろうと思いつつ、真面目に世話をしていたのですが、つい先日ほら!!
見つけた蕾がどんどん膨らんできました!
(蕾を見つけたって変かもしれないのですが、この《美登利》は花が淡い緑色で、ちょっと見つけにくいのです)
永遠に終わらないかと思われた酷暑がいつの間にか去っていき、空が高くなって金木犀が小さな花を散らして、東京も秋の気配に包まれています。
そして植物はあの暑さの中をなんとか生き延びて、冬がくる前にこうしてもう一度、咲こうとしています。
その生命力に感動しています、私。
稽古場も同じじゃないかなと。
心地よい日の光や風を感じる空の下ではなく、もしかしたら今、暗い土の下に潜っているのだとしても、それはたとえ地上に何があっても、決して枯れないだけ深く根を張る時間なのではないかと思います。
揺るぎない姿で咲けるよう、深く根をおろす。
今日もみんなで頑張ります!
◆◇◆秋葉舞滝子◆◇◆
☆公演情報はこちら☆
https://spiralmoon.jp/session-49
SPIRAL MOON the 49th session 『栗原課長の秘密基地』
【作】土屋理敬 【演出】秋葉舞滝子
ビジネス情報誌の編集長から児童文学部門に左遷された栗原課長の初仕事は、伝統ある「きつつき賞」の授賞式。受賞者、審査員が揃って15分で終わる予定の式だったが次から次へと…!?
【出演】朝廣亮二(㈱Quick/劇団820製作所)、最上桂子、河嶋政規、環ゆら、金井俊太郎(ダニング=クルーガー)、佐藤希洋(劇団ひまわり)、高尾直裕、加藤卓海(劇団ひまわり)、出口綾夏、菅原弥佳子、秋葉舞滝子
【日時】2024年11月13日(水)~17日(日)
上演時間は約120分、途中休憩なし。
【場所】下北沢「劇」小劇場
【料金】日時指定 前売:4,000円 当日:4,500円
【ご予約】SPIRAL MOON https://spiralmoon.jp/session-49
☆CoRichチケット https://ticket.corich.jp/apply/334452/