『晴耕雨読 』

2023年11月8日(水)〜 12日(日) 下北沢「劇」小劇場

あなたの ものがたりの はじまるところ

皆さま、初めまして! 
今回「晴耕雨読」に出演させていただきます、久保拓馬と申します。 

昨日は出演者全員そろっての稽古でした!
ここからどんどん稽古や話し合いを重ねて、より良いものにしていくんだ…!
と気持ちを新たにしました。 

 (ド緊張していたのですが、皆さん優しくて気軽にお話して下さって、嬉しかったです笑) 

稽古の一回一回を大事に、たくさん考えてたくさん楽しんで、本番まで突き進んでいけたらと思います!

よろしくお願い致します! 

久保拓馬

昨日、初顔合わせでした。

「また、よろしくお願いしますね!」の方も、
「はじめまして、よろしくお願いします!」の方もいて・・・。

ドキドキだけど、新しい出会いや新しい発見を楽しんでいこうと思います。
皆さま、よろしくです!

これからの長いようで短い旅に、まだまごまごしてる私を尻目に、
演出のデスクは準備万端のようでした。
(*^_^*)

☆豊田真弓☆

皆さま、

お元気でお過ごしでしょうか?
ご無沙汰しております秋葉です。

今朝は雲は出ていましたが、なかなか気持ちの良い朝でした。
日射しはまだ強いけれど風がすうっとしていて…今は曇ってしまいましたが。

今日から11月公演に向けて稽古開始です。
お馴染みの方、久しぶりの方、そして初めましての方も!
全員で力を合わせて参ります。どうぞお楽しみに!!

劇場でお目にかかりましょう!

◆◇◆秋葉舞滝子◆◇◆

みなさまご無沙汰しております、SPIRAL MOON制作部です!
いつだったかうちの演出家も話していましたが、子供の頃は当時わくわくしながら読んだSF小説だけでなく、エライ学者(子ども心にはそんな印象しかない)たちも、いつか近い将来に氷河期が来るって言ってた気がするんです。
いやホントに。

それなのに…

いやー暑かったですね、ずいぶん長いこと。
ようやく朝晩、いくらか涼しくなってきた気もしますが、それでも昨日の東京は33度あったとか。びっくりですよね。

そんな暑さのしっぽを引き摺りながら、いよいよSPIRAL MOON the 47th session『晴耕雨読』の稽古が始まります!
そしてチケット一般前売りに先立つ先行予約のご案内をお送りしました。
多分…月曜日あたりには皆様のお手元に届くはず、どうぞ楽しみにお待ちください!

11月にはさすがに涼しく…もとい、寒くなっているでしょう。
みなさまにお目に掛かれるのを心待ちにしております!
元気にやっていきましょう~!!

SPIRAL MOON制作部

こんにちは、秋葉です。

毎度の事ながら公演が終わると同時に現実世界で棚上げにしていた諸々がどっと押し寄せてきて殆ど記憶のない1週間だったわけですが…

おまけ情報をひとつ。

今回の公演は女の子バージョンの月組、男の子バージョンの星組とダブルキャストで、細かい部分がいろいろ違っていたのですが、月組の回想シーンに出て来た「あれ」は何?というご質問がいくつかあったのでここでお答えします。

それは大学時代にカミーユ(演:環ゆら)と幸子(演:秋葉舞滝子)のふたりがそれぞれ憧れているものの話で、ふたりともその名前を出さずに形だけで表していたため、はて、あれはなんだろうと思われた方がいらっしゃいました。

これです。

カミーユが目指していたもの↓

幸子が目指していたもの↓

いやもう、どちらのポスターも格好良すぎてぶっ壊れそう!
どちらも実際にゆらちゃんと私が大好きな映画、大好きな女優たちです。

で、ここまでくると、カミーユというあだ名がどこからきたか、ピンときますね。
そう、イザベル アジャーニ主演の『カミーユ クローデル』からです。
きっと劇中のふたりはちょっと背伸びして、愛に生きて愛に死ぬ、みたいな物語に憧れていたんだと思います。あ、現実の私たちもですが。

オリジナルの本にはなかった設定なのですが、SPIRAL MOONの物語世界を作り上げていく過程の、そんなアイデアを出し合う時間は本当に楽しいものです。

そうそう、この2作品はあまりに好きすぎて2011年11月に上演した『キネカメモリア』の舞台にも登場させています。映画館が舞台で、劇場の壁一面に映画のポスターを貼っていたんです。好みがバレちゃいましたね。

ちなみに、ですが、イザベル アジャーニの作品では1985年リュック ベッソン監督の『サブウェイ』が大好きです。これは元々シャーロット ランプリングが出演予定だったところ降板したためイザベルに回ってきたらしいという話もあったりして。でもイザベルで良かったと思う! 他のキャストもその後、大物になった俳優がたくさん出演してます。

で、私の推しシャーロット ランプリングの作品では2000年(日本では2002年公開)フランソワ オゾン監督の『まぼろし』がオススメ。
シャーロットの出演作は若い頃だけでなく、中年を過ぎてからも素晴らしいものが多いですが、この『まぼろし』のワンシーンでは、ひゃーっ!と椅子から転げ落ちるくらい衝撃を受けました。いやー凄い!! 永遠に憧れる女優です。

ずっと第一線で活躍できるって本当にすごいと思います。
私もまだまだこれから!
日々精進します!!

◇◆秋葉 舞滝子◆◇

いつの間にやら終わってしまい、もう一週間近く過ぎてしまいました。
毎度のことですが、本番の一週間くらい前〜千穐楽までが驚くほど早いです。「あ」っと言う間です。
…「あ」っと言う間…といえば…
道具制作も担当しました。
今回も、誠心誠意作らせていただきました。
ドアと窓です。
御覧いただいた方はご存知かと思いますが……
通り過ぎるように居なくなります…大道具が…瞬殺です…いや、それは言い過ぎですね。5分くらいは舞台上に居ます。
照明の島田さんの灯りのおかげで、重厚なドア、美しい窓に仕上げていただいてます。手前味噌ですが、凄くカッコイイです…「あ」っと言う間に居なくなりますが…。
見に来たお客様に、「その贅沢がいいんですよ。」と言っていただきました。本望です。

これまた御覧いただいた方はご存知かと思いますが…
床が凄いことになってます。
残念ながら床を作ったのは私ではありませんが…。
遡ること9年前、「デッサン」の時に役者陣が制作した「無数の枯れ葉」です。
…僕はこの時、舞台セットを作っていたので、枯れ葉の制作には全く関わっていません…関わっていない僕がこんなことを軽々しく言うのもなんですが…「血と汗と涙が詰まった枯れ葉」です。9年ぶりに再度お目見えです。とても美しいです。圧巻です。
この美しいアイテムを9年ぶりとは勿体ない、もっと頻繁に出そうよ…と言っておきました。数年後にはまたお目見えすることでしょう…いや、「それが贅沢ってものです。」とか、どこかの貴族の様なことを言っていたので、今回がラストチャンスだったかもしれません。

そして、恒例の不思議スペースは(舞台下手にある謎の舞台ではないスペースです。私達は不思議スペースと呼んでいます。)秋葉さんのこだわりです。僕は手も口も出せません。
これまた恒例のレンガです。
80枚ほど、1枚1枚手作りで、1枚1枚心を込めて貼ってます。とても美しいスペースとなっています。
お芝居には全く絡みませんので、開演前、終演後にじっくり見て欲しいものです。

こうして振り返ってみると、僕の制作したものは一瞬しか現れないので、ちょっとだけ…ほんのちょっとだけ、「何か悲しい気分」でしたが、舞台には美しいものがいっぱいありました。満足です。

ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。

星 達也

どうも海老フライ耕介役の河嶋です。

例によって、燃え尽きてまして、ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。

「雨の世界」
無事終了しました。

支えてくれたメンバー、スタッフ、そしてご来場下さいました皆さん、念を下北沢に届けて下さった皆さん、本当にありがとうございました。

今回、かなりセリフを入れるのに四苦八苦しましたねー。
元々、セリフ覚えは良かった気がするんだけど。

共演した村上くん、青瀬くん、星さんには迷惑をお掛けしました。

写真を見たらかなり白い物が頭に目立つようになってきて。

体力も落ちて来てるのかな。
舞台上に敷き詰められた葉っぱたちを干すのにも、体力削られました。

今は燃え尽きてしまっていても、また復活して皆さんにお会い出来る秋の日を、待つことにします。

つぎは燃え尽きて灰になっても、まだ燃えるを目指して。

本当にありがとうございました。

◎かわしままさき◎

『雨の世界』の本を読んだ時、最初に浮かんだ演出のイメージがオリーブの枝でした。

この『雨の世界』は昨秋にウテン結構に書き下ろされた作品で、ご覧になった方もたくさんいらっしゃると思うのですが、私、拝見できませんでした。
だから真っ新な状態からイメージを膨らませることができたとも言えます。
作者の雨々アメ(仮)さんはとても懐の深い方で、演出家の妄想(暴走ともいう)も受け入れて下さったので、あのエンディングが生まれました。

物心がついた頃から大人になるまでカソリックの教えの中にいたため、私の作品に多くあらわれるのは聖書のイメージだったりするのですが、洪水伝説って、世界中にあるんですって。多くの古代文明が水辺で発祥したことを考えればさもありなん、ですが。

鳩の鳴き声、そして羽ばたき。
で、オリーブの枝がどこにあったかというと、受付の花瓶に挿してありました。
オリーブって枝だとものすごく地味だからお気づきにならなかったかもしれませんが、ちゃんと洪水を終わらせてました!

そうそう、劇中では全く語られなかったことなのですが、SPIRAL MOON版の上演台本の1行目はこんな風に始まります。

6月20日、23時50分。強い雨と風の音。

そう、昨晩から今朝にかけての出来事だったんです。
いつか、どこかの、6月20日の物語。

『雨の世界』月組星組全8ステージ、無事に幕を降ろしました。
劇場で、そして遠くから応援して下さった全ての方に心から感謝致します。
共に物語を紡いで下さった出演者、スタッフの皆さまに心から感謝致します。
秋の気配が漂う頃、再びお目に掛かりましょう。

◇◆秋葉舞滝子◆◇

初めましての方、初めまして!
そうでない方、こんにちは!
どうも!青瀬です!
秋葉さんから『ペコ』というニックネーム頂きました!

全公演が無事終わりました。
燃え尽き症候群ならぬ、雨上がり症候群中でございます。

観て頂けた方、残念ながら観れはしなかったけども心の片隅には置いてくれた方
本当にありがとうございます。

星組「海老フライ蒼介」という役をやらせて頂いて、このお芝居に出させて頂けて
確実に以前より前に進めた気がしています。
それが正解の方向なのか、間違いの方向なのかは今後の自分次第!
月組「よっちゃん」!セリフや出演時間は短かったけどもかなり好きな役で、演出もされている秋葉さんと触れ合える貴重な役でした!笑

雨が降った後には水たまりができるように
観てくれたアナタの人生に
水たまりのように、ほんの数時間後には消えてしまうとしても
残っていけたらいいなと思って頑張って来た1ヶ月でした!

『虹のように…」とは言わないところが謙虚でいいでしょ?(о´∀`о)

星組 海老フライ蒼介役
月組 よっちゃん役 

青瀬ハルカ

Rain world
つまり「雨の世界」笑
無事に公演が終わってしまいましたー。
私は月組も星組も日替わり出演していたので
ホントにあっという間に駆け抜けていきました!

今回も面白い座組に恵まれ
助け合い笑い合い
なんだかんだ心踊る1ヶ月でした。

月組では幸子の友人カミーユ
星組では耕介の幼馴染の聖子ちゃん
レモンとチュッパチャップスを手に登場して青春を謳歌してましたね。

特にカミーユはドライブ感があって
演じていてとても楽しかったです!
じゃんけんであんなに熱くなることあんまないし、めっちゃ着替えるし笑

でもまあ、こうして演劇をしてることが
なんだか学園祭や文化祭みたいだなぁって
公演の度に思います。

あちこちいろんなことが起きていて。
想いがぶつかったりすれ違いそうになったり
意外な気持ちに気づいたり。

お客様にもトキメキとほろ苦さが伝わっていたら嬉しいです。

また次も素敵な作品と仲間に恵まれるようにがんばろーっと。

あらためてご一緒してくださったキャストとスタッフの皆様
暑い中ご来場いただいたお客様に心から感謝しています。
また元気に会いましょうね!

月組 カミーユ
星組 聖子

環ゆら