「小刻みに戸惑う神様」にご来場いただいた皆様、そして応援してくださった皆様、ありがとうございました。無事に千秋楽まで走り切ることができました。皆様のお力あっての舞台だと思っているので、本当に感謝しております。

みなさんこんにちは、市川です。
今回の役は今まで経験したことのないような役だったのでかなり苦戦しながらの稽古だったのですが、やっぱり本番を終えて感じることは「やりきってよかった」ということです。どんなことがあってもやり切る、乗り越える、そうして物語が繋がっていく。お芝居というのは本当に1つずつ積み重ねが大切なんだなと今回改めて感じました。

本番中に衝撃だったことは、ちさとが最後水先のまずい棒を一欠片もらうのですが、その時に水先が食べる分のまずい棒が落ちてしまったことですね。あれは「ベスト・オブ焦ったで賞」です。ですが、水先演じる秋葉さんがわたわたしてるのがちょっと面白かったりもしました。秋葉さんがめちゃめちゃ素で焦ってる!って思いながらお芝居を続けたものです。本番は何が起こるかわかりませんね。
思い出に残ってることを書き始めると止まらなくなってしまうので、最も衝撃的だったこと1つで終わりますが、本番の5日間、そして稽古期間を合わせれば約2ヶ月、本当にいろいろなことがありました。それらは今後の僕の人生においてとても貴重な経験の一つになると思います。

本当にありがとうございました。
そしてまたどこかでお会いできることを願っております。