こんにちは、秋葉です。
巷では食べ物の好き嫌いが多いと噂されていますが、ただのアレルギー体質です。

あとトラウマ。
アレルギーの部分については命にかかわるようなもの以外は黙って食べる(大人だから!)のですが、トラウマによって食べられないものは、本当に、どうしても、絶対に食べられません。今もこう書きながら、その物体を思い出して泣きそうになっています。

で、アレルギーとトラウマ以外にもうひとつ、食わず嫌いってのがあるんですよね。
私にとって、それはウニでした。
でした、と過去形で書くのは、克服したからです!! いえーい!!
克服したというよりは、食わず嫌いが食ってみたら嫌いじゃなかった、ということですね。
ある時、ものすごく新鮮なウニに遭遇して、試しにちょっとだけ食べて以来虜になっちゃったんです。ここに至るまでに何度か試したことがある気がするのですが、きっとそれまでのウニはウニじゃなかったんですね。本当のウニに出会えて良かったです。ウニ最高!
ちなみに克服した喜びで調子に乗って回転寿司で食べてみたらダメでした。
ウニは2種類あるんですきっと。二度と間違えないようにしようと思います。

さて。
芝居の稽古でも、食わず嫌いというか、やらず嫌いってあると思うんです。
苦手意識とも言い換えられますよね。
いつもは普通にできていたことが、何かの拍子に八方塞がりになったように感じて、そんな時、違うことをやってみたら?と言われてもなかなかできないんですよね、怖くて。
ちょっと食べてみて、ものすごーく不味かったらどうしよう…
ちょっとやってみて、全然うまくいかなかったらどうしよう…
食わず嫌いよりダメージが大きいかもしれませんね。だって不味いのはひとりで我慢すれば済むことだけど、稽古で失敗したらすごく恥ずかしい。だってみんな見てるもん。
でも、勇気を出して一歩踏み出してみたら、思いがけない景色が広がっているかもしれない。 もっと遠くへ、ずっと遠くへ。

若人たちよ、もしかしたら、そのハードルはすごく低いかもしれない!
ウニ最高!!って言えるかもしれない!!

写真はカルピス好きの私が躊躇した、この夏の新商品。
これは…乗り越えられなかったです…。

◇◆秋葉 舞滝子◆◇