こんにちは、秋葉です。

毎度の事ながら公演が終わると同時に現実世界で棚上げにしていた諸々がどっと押し寄せてきて殆ど記憶のない1週間だったわけですが…

おまけ情報をひとつ。

今回の公演は女の子バージョンの月組、男の子バージョンの星組とダブルキャストで、細かい部分がいろいろ違っていたのですが、月組の回想シーンに出て来た「あれ」は何?というご質問がいくつかあったのでここでお答えします。

それは大学時代にカミーユ(演:環ゆら)と幸子(演:秋葉舞滝子)のふたりがそれぞれ憧れているものの話で、ふたりともその名前を出さずに形だけで表していたため、はて、あれはなんだろうと思われた方がいらっしゃいました。

これです。

カミーユが目指していたもの↓

幸子が目指していたもの↓

いやもう、どちらのポスターも格好良すぎてぶっ壊れそう!
どちらも実際にゆらちゃんと私が大好きな映画、大好きな女優たちです。

で、ここまでくると、カミーユというあだ名がどこからきたか、ピンときますね。
そう、イザベル アジャーニ主演の『カミーユ クローデル』からです。
きっと劇中のふたりはちょっと背伸びして、愛に生きて愛に死ぬ、みたいな物語に憧れていたんだと思います。あ、現実の私たちもですが。

オリジナルの本にはなかった設定なのですが、SPIRAL MOONの物語世界を作り上げていく過程の、そんなアイデアを出し合う時間は本当に楽しいものです。

そうそう、この2作品はあまりに好きすぎて2011年11月に上演した『キネカメモリア』の舞台にも登場させています。映画館が舞台で、劇場の壁一面に映画のポスターを貼っていたんです。好みがバレちゃいましたね。

ちなみに、ですが、イザベル アジャーニの作品では1985年リュック ベッソン監督の『サブウェイ』が大好きです。これは元々シャーロット ランプリングが出演予定だったところ降板したためイザベルに回ってきたらしいという話もあったりして。でもイザベルで良かったと思う! 他のキャストもその後、大物になった俳優がたくさん出演してます。

で、私の推しシャーロット ランプリングの作品では2000年(日本では2002年公開)フランソワ オゾン監督の『まぼろし』がオススメ。
シャーロットの出演作は若い頃だけでなく、中年を過ぎてからも素晴らしいものが多いですが、この『まぼろし』のワンシーンでは、ひゃーっ!と椅子から転げ落ちるくらい衝撃を受けました。いやー凄い!! 永遠に憧れる女優です。

ずっと第一線で活躍できるって本当にすごいと思います。
私もまだまだこれから!
日々精進します!!

◇◆秋葉 舞滝子◆◇