雲のような
こんにちは、市川です。
前回に引き続き参加ということで、本当にありがたい限りです。
さて、今回初のまわた日記ということで初稽古のこととか書くのがいいのかなーなんて思ったりしたのですが、自分らしく行こうと思います。
最近親戚の結婚式がありまして、礼服というものを買いました。今までそういうことに縁がなかったものですから、礼儀作法なんてものは全く知らなかったんです。ただ親戚の結婚式だからちゃんとしないとと思ってめちゃめちゃ調べました。その結果…いつもの自分が出て、調べたことは飛んでしまったんですよね。
このようにいくら一夜漬けで知識を詰め込んだとしても、結局はボロが出ちゃうんですよね。
それはお芝居も一緒だと思います。だからこそ、舞台には稽古期間があって、自分はこう思う、相手はこう考えているというディスカッションの場があり、よりよいお芝居をする時間となっています。
今回もその時間をたっぷり取ってこれから稽古を積んでいくことになると思います。そして少しでも何か伝わるようなお芝居ができたらなと思っています。
雨が続き憂鬱にはなりますが、止まない雨はない。
そして雨の中にも楽しみはある。
物語も人によって受け取り方が違ってもいいのでしょう。
明確な答えではなく、不明確だけども人それぞれに答えを導き出せるそんな素敵なお芝居にしていきたいです。
「触れただけ」
11月中旬、たぶん寒くなって来ていると思いますが、体調にはお気をつけてください。そして万全な状態で劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
市川歩