「夜のジオラマ」グランドデザイン

今回の面々はSPIRALにしては若いメンバーが多く(多い様な気がしてしまう…かな、僕が年を取ったのか(笑))、20代前半の子達にとってはかなり大変な事を演出部から求められていると思う。
それは仕方がない。我々もキャリアを重ね良いものとは?を考え続けているからだ。(ま、僕は演出部ではないが(笑))
…ただ、僕がその年の頃は学校公演をしながら寝る時間を惜しんで、ひたすら先輩たちと夜な夜な吉祥寺の繁華街で全力で遊び回っていた。

そんな自分を棚にあげ、彼らにもっと芝居の事を考えた方が良いよ、なんて言えるのだろうか?

今日はたまたまタイミングで、僕と秋葉さんが二人とも代役で、二人しか出ない、あるシーンを読んだのだが、果たしてそれを聴き面白がった子がいるのか知らん…

僕と河嶋と三人だけで楽しんでいたとしたら、それはNOVAでやれば良いのだし。。
(ま、御見物の皆様は凄く観たいものだとは思うけどネ(笑))

稽古場という変わらぬ場所(定点)で、過去と現在を行き来し、ほんのりとでも未来を見据えている我々の取り組みと、今回挑んでいる物語は不思議と重なる気がするのは皆様への過剰な広告宣伝の意識が強すぎるのであろうか…(笑)。

今日、ひとつ確信をもって言えることがある。

NOVAやりたい!いや、今年やるぞ!!

早々にチケットのご予約を頂いている皆様のご期待を背負い、稽古場に通うのは凄く良いものだなと、そして稽古帰りの道すがらこういった文面を書く事をも好きな自分に改めて出逢わせてくれている今回の現場に何かお返しをしないといかんね。

nomura@yogipro.co.jp

でもチケット受付しております。

どうぞお楽しみにー!

野村貴浩