花粉を手懐けられない男、鈴木コウタです。

物語のあるところ、自身の終演から1週間…
やはり時間の過ぎるのは早いもので、しみじみしてしまいます。

そしてこの1週間での世の中の流れの変化に戦慄をおぼえたり…
まぁ~大変です、全人類が大変!
そんな中でまたステージに立たせていただけて、スパイラルムーンの最大限の感染対策の甲斐あって、そういったトラブルも無くこうして公演の思い出に思いを馳せられているだけで幸せなのだと痛感致します。

今回の公演は「ことだま屋」というリーディングイベントを企画してきた自分も未知な規模の組み合わせで毎ステージお送りしておりました。
本当に演出の秋葉さんには頭が下がります(´;ω;`)
またひとつ可能性を広げていただけました。

そして出演者の皆様も、熟練の方々多く大変刺激的な稽古期間を楽しめ、稽古後の一杯などは叶わない時期ではありましたが、だからこそ短編に対するディスカッションの濃度が非常に高い現場でございました!
やはり演劇は、ひとつのステージをみんなで死力を尽くして築きあげる作業は、楽しいです。

最近では世代が上のほうに入りがちな私が年齢でいうところの下から三番目というのも新鮮でした。

さて、このような世情ではありますが、数ある老舗団体に続きスパイラルムーンもコロナ下再始動!
制約や都度のミッションはあれど、そんな中でもまた演劇に以前のような盛り上がりをみせるために、引き続き手を取り合い頑張っていきます!

とはいえ、まずは落ち着いて、安心安全な年末年始を過ごしたいものですね。

2021年は世の中、変わりましょう!
ありがとうございました!

鈴木コウタ(37)

まずは「物語のあるところ」のご来場頂き、誠にありがとうございました!!
演劇ロスに陥ってる渡辺常日頃です。

今回はリーディング公演という初めての経験をさせていただきました。まさかこの歳で初体験を出来るなどとは!世間ではコロナで大変な時なに、不謹慎だと思われるかもしれませんが、チャレンジ出来る喜びを感じてしまいました。ごめんなさい。

そして振り返って思う事は、自分にとって「物語のあるところ」とは何処なんだろう?とずっと考えていたと思います。役者としてだけではなく。
それは至る何処に転がっていて、気がついてないだけでした。

近所のコンビニ、最近通うようになった蕎麦屋、最寄り駅の駐輪場…。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「いってらっしゃい」…たった一言の交流だけど、友達や家族ではなく赤の他人と関われる場所。
そこに大きなドラマは無いけれど、ちょっとした言葉に元気づけられ、自分も誰かに出来る事はないだろうかと考えさせてもらえる場所。大切にしたい日常でした。

きっと自分にとって演劇活動は、頂いた元気を違う誰かに渡す行為なのだろうと。

皆さんの「物語のあるところ」はどこですか?
いつかどこかで会えたら、教えて下さい。

↓マチネ、ソワレ間で必ず行くとある中華屋。ここに来ないと本番を迎えた気がしない!

初日あけて、2日目の昼公演の時でした。

昼間出番のない私は、受付の手伝いでロビーにいてお客様をお迎えしていました。すると1人の男性が、杖をつきながら辿々しい足取りでゆっくりとロビーに入って来たのです。

「いらっしゃいませ…」と言いかけた瞬間、私は「あっ…!!!」と声を上げてしまいました。

何とその人は、去年、仕事先で倒れてICUに運ばれたという話を聞いたきり、生きているのかさえ分からなかった役者友達のM君だったのです。

奇跡的に生還した彼はリハビリを経て、最近やっと何とか杖をつけば歩ける様になったのだとか。

まだまだ両手も思うようには動かせず言葉もゆっくりしか話せませんが、こうして外に出ることが可能になった彼は、まず、小劇場の芝居を観たくて、公演情報を調べ、やって来たらしいのです。

私はこの事が…

言葉で説明することはできないのですが…

物凄く心に突き刺さって、書いてる今でも涙が出てきます。

死にかけて生還した人間がやっと何とか動けるようになった時に、まず、小劇場の芝居を求めた…という…

彼はニコニコしながら「面白かった」と言って、満足した表情でまた、ゆっくりゆっくり杖をつきながら帰って行きました。

ずーっとずーっと、この事が頭から離れないでいます。

言葉では説明できない『感覚』として、多分これからも、この事実はずっとわたしの心に漂い続けるでしょう。

コロナ禍の中、劇場に足を運んでくださいましたお客様、応援してくださった方々、劇場関係者の皆さま、スタッフの皆さま、

そして…素晴らしい共演者たち、

本当に本当にありがとうございました。

柔らかく、

あったかい、

大切な、

宝物のような時間になりました。

何処かで、また…

石井 悦子

すでに遠い昔のことのようです。

SPIRAL MOON「物語のあるところ」
ありがとうございました。

最後のまわた日記になります、
新貝紋加(しんがいあやか)です。

当たり前のことが崩れてから
初めて、お客様の前でお芝居をしました。

「家族の風景」作:横田雄紀
夫婦と娘の話。

18歳の高校生の娘・歩でした。

家族は、難しいですね。

誰もが少なからず経験があり、
誰もが知っているものだから。

小磯さんと秋葉さんと、
お話しさせていただく中で、
それぞれの家族観というものも垣間見ました。

100人に100通りの家族。
人生で、間違いなく影響を及ぼす1つだから。

私も一人っ子の娘なので、〝歩〟とは似たところもたくさんあり面白かったです。私はあんなにいい子じゃないけどな。

パパもママも大好きです。
でも、大好きって、言えるようになるには、
まだ歩も子どもなんですね、きっと。

「赤い靴」作:長堀博士
女2人芝居

この戯曲をやると、女優は生き生きして
目が血走って、口角がぐっと上がると思います。多分…。笑

最強の豊田真弓さんと
ご一緒させていただきました。

毎日が戦い、
毎日何しようか、どうしようか
考えるのが楽しくてしょうがなくて、

終わった今でも、まだアイデアが湧いてくるものだから、「おわったんだよ」と優しく自分に言い聞かせております。

こぎみよいコメディかと思いきや!
まさかの展開…

私の演じた女2は、
「実はこう見えてすごく不幸なんです」
と物語序盤で言い切っていたので

私は彼女が幸せになることを
ただただ願うのみなのです。
スキップしたから大丈夫かな。

これもまた、当たり前は当たり前ではないというお話かもしれない。

ちなみに私は、薬指で薬を塗るように
おじいちゃんに訓練されました。

さて、最後
「告白」作:かわしままさき

チーム若人 と呼ばれておりました。

青瀬さんと吉田さんとは、
稽古場でも、自主稽古でも、劇場に入ってからも、コソコソコツコツ練習しました。

この作品に出てきた、アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」という歌
私、実際に15歳の時に歌っていたので、なんだかそれが本当に懐かしくて、懐かしくて…

15歳の時は、15歳の気持ちでしか歌えなかったけど(いくら大人の自分を想像しても、結局それは嘘だから)
今は多少なりとも、大人の自分の気持ちで歌詞を読めるものですね。

こんなご時世だからできること
こんなご時世のけいでできないこと

私がもっともっと大人になったとき
2020年を振り返って、「不満ばっかり言っていたなぁ」はイヤなので。

できることを、
できるかぎり、
できる範囲で、
今だからできることもいっぱいある。

かわしまさん、
素敵な本をありがとうございました!!!!!!

さて、
公演が始まるころは緑色が残っていた公園も
すっかり黄色に染まっていました。

秋の夕方が大好きです。

日々の中にたくさんの数えきれないほどの物語が転がっています。
荒波の中では、足元の貝殻に気付くことも大変だけど、ちゃんと目を凝らして信じていれば見つかります。

だから!また!別の 物語のあるところでも、お会いできますように!!

その時は、お顔を見て、手を握って、もしくはハグして、「ありがとうございました!」と言えますように。
そうでないなら、それなりに。笑

本当にありがとうございました。
秋葉さん、また出してください〜笑

環ゆらです。

SPIRALMOON『物語のあるところ』に御来場いただいた皆様
応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。

おかげさまで誰一人かけることなく
当初から願っていた以上の形で
公演を終了することができました。

顔合わせから千穐楽までの約1ヶ月
とても楽しかったです。

タイトルは『赤い靴』で演じた女2の
私が好きな台詞です。
演出家からはここ命かけてねと言われたので
台詞の横に命と書き込みしてあります(笑)

どの作品にもたくさんの心に残る言葉や瞬間があって
言葉のない間すら何か伝える為の言語のように感じながら
舞台で生きられました。

皆と過ごした時間
稽古場の中と外で
オンラインで
公園で
駅のベンチで
まだもう少し話したくて
明日も話そう
見つめよう
そんな風に過ごせてよかった。

知っていたつもりでいたのに
また新しく出会い直したような気持ちになることがたくさんありました。

いつも公演が終わると寂しかったり
感傷的になる時もありますが
今回はふわふわと暖かい気持ちが続いてます。

これからたいへんなことがあったとしても
何かにときめいたり
ときめきを届ける場所に立てるように
元気に生きようと思います。

朗らかで面白くて可愛いくて
頼もしい共演者の皆
光と音で舞台を包んでくれた島田さんとるーちゃん
創作過程の様々な力になってくださった皆様

そして
皆と出会わせてくれたSPIRALMOONに感謝してます!

ホントにありがとうございました。
私たちきっとまた元気に会いましょう。

ゆら

どうも、吉田憲章です。
「物語のあるところ」ご来場くださいました方、応援してくださいました方、本当にありがとうございました。

初日の幕が開き、お客様から拍手を頂いた時は、震えて涙が出そうになりました。
やはり自分は、この板の上が大好きなんだと再確認させて頂きました。
この事に気づかせてくれた全てのモノに、心から感謝しています。

さて、物語も終わり、一旦日常に帰ってきた僕の最初にする事は、マッサージです。
身体を「役」から「自分」に戻す作業。
全身を、特に肩をぐりぐり揉んで、肩甲骨をばりばり剥がしてもらい、リセット完了。

さて、次はどんな物語と役に出逢えるかしらん。

その日をイメージして。

それでは!

『物語のあるところ』
無事に公演が終了致しました。
この状況下の中、
ご来場くださったお客様、
誠にありがとうございました。
「一瞬」であろうとも、楽しんでいただけてたら幸いです。

この場をお借りして、
スタッフの皆様、キャストの皆様、
「劇」小劇場様
そして
SPIRAL MOON様

ありがとうございました。

牧野達哉

余談ですが、
好きだった台詞。
「ありがとうって、俺ももっとやれるって、お前ももっとやれるって」
『桜井さん(仮)』より。

「一瞬あとには、ここにはない。」
『氷の解けた水』より。

『物語のあるところ』
無事完走いたしました♪ 豊田真弓です。

のような状況下にもかかわらず劇場で観てくださったお客様、
諸事情で劇場には来れないけど沢山の応援の気を送ってくださった皆さま、
共に戦ったスタッフ・キャストの皆さま、
本当に感謝です。ありがとうございました‼️

そして、舞台に、文字通り華を添えた台本たちにも感謝 (^^)

さて、SPIRAL MOONの公演といえば、
消えものあり(=舞台上で本物を飲み食いする!)が慣例なのですが、
さすがに朗読公演では行われず。

いやぁ、助かりました。
でないと、チキン南蛮とご飯とお味噌汁と…を、
毎ステージ数分で平らげなければいけないという、
とんでもないことになっていました。
朗読でよかった~(^-^;

しかし!です。
短編ものの朗読ということで、
各作品を複数チームで…ということになり、
のべ作品数はまあ恐ろしいことに‼️

朗読なので動かない分、少しは楽かも?
という思惑がおもいっきり裏切られました(^_^;)

でも、舞台でお客様を前にしたときの喜びは・・・、なんというか、
ただただ、うれしかったのです。
帰ってきた!って感じ。

生の舞台が当たり前にできるようになる日が早く戻ることを祈って!

また、劇場から物語を届けていきたいと思いますーーー‼️

牧野です。

人の想い、生き様、葛藤、
は美しい。
役者だけでなく、
舞台にドラマ、物語があるとしたら、
たくさんの人のそれが、力としてはたらいている。

演劇は救われて然るべきではないでしょうか。

『物語のあるところ』無事に終演しました。

不安な状況のなか、ご来場いただいたお客さま、本当にありがとうございました。

共演者の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

沢山の幸せな時間をいただきました。
あっという間の1週間でした。

厳しい環境のなか、無事に公演を終えられた事に心から感謝いたします。

また、それぞれの場所に飛び立ち、再び、巡り会える事を願っています。

本当にありがとうございました。

写真は、紋加ちゃんに教えてもらった鳥♪

♪もがみけいこ♪

>『物語のあるところ』

『物語のあるところ』

2020年11月10日(火)〜15日(日)下北沢「劇」小劇場