脱皮、そして御礼。
かわしまでございます。
毎度のことながら、御礼が遅くなり、大変申し訳ございません。
今回の「栗原課長の秘密基地」ではハナオカゴロウさんを演じさせていただきました。
今までのスパイラルムーンでも作家さんの役は何度か演らせていただく機会はあったのですが…。
妻を失う売れない作家、ペンで闘う作家、元作家の敏腕編集者、100年以上前を生きた戦闘的な思想家である作家などなど。
え?あれもこの前の白髪のおじいちゃんだった役者さんが演ってたの?
はい。そうです。
僕がやってましたー。
スパイラル上級者の皆様には言わずもがなでしょうが。
久しぶりに観劇くださった城戸くんのママさんには気づいてもらえませんでした。
他にもこういう人、たくさんいそうだなぁ。
なんて寄り道はさておき。
今回はかつての魅力的な役たちとは打って変わって、50年のキャリアの児童文学作家なんてものが襲いかかって参りました。
これまたとてつもなく魅力的。
最初の読み合わせであまりの魅力に涙ポロポロ。
秋葉さんから本を渡された瞬間から半年近く、一緒に楽しい時間を過ごさせていただきました。
そんなこんなで、このハナオカゴロウという役とお別れするのに一週間掛かりました。
いつもより2日くらい多めに時間が掛かっちゃいました。
本当はもう少し一緒にいたかったんだけど。
このままではいかんと思い、誕生日に星さんから貰ったサメに今日噛み付いてもらいました。
はい、脱皮するために。
ご挨拶遅くなり、大変申し訳ございませんでした。
ご来場くださいましたお客様、支えてくれたスタッフ、共演者のみんな、そして誰よりも出演したい気持ちを熱い演出に注いでくれた秋葉さん、本当にありがとうございました。
ご来場いただけなかったお客様、是非是非、DVDのご予約を。
そしてまた半年くらいのあとで、お会いしましょう。
次は、かわしままさきっていう人の書く「ランドリー」って作品らしいですわよ。
これも僕ですよ。
河嶋政規イコールかわしままさき。
お楽しみにー。
ではでは。
◎かわしままさき◎