『夜のジオラマ』

6月15日(月)から21日(日)まで、下北沢「劇」小劇場で開催するSPIRAL MOON玉手箱上映会で上映される作品を少しずつご案内します!

6月21日(日)16時開映(15時30分受付開始、15時50分開場)上映時間124分

『夜のジオラマ』 the 40th session
2019年6月 下北沢「劇」小劇場
作:はせひろいち(劇団ジャブジャブサーキット) / 演出:秋葉舞滝子
出演:野村貴浩、島袋明希子、河嶋政規、印田彩希子、塩見陽子、佐々木一樹、鈴木裕斗、畑崎円、齋藤航、鹿島裕介、秋葉舞滝子
照明:島田康和(S.P.C) / 音楽:羽山尚 / 音響:齋藤瑠美子 / 舞台美術:荒川真央香 / 舞台監督:茅野史生

ひとことメモ:
今回の玉手箱上映会でも6/18(木)15時から上映される『みちかける』で愛知県芸術劇場演劇フェスティバルに参加したことが作家、はせひろいちさんとの出会いでした。その時、是非にとお願いして翌2007年に書き下ろしていただいたのがこの『夜のジオラマ』です。初演を含めて3度の上演、ずいぶん長いお付き合いとなりました。台本のあまりの難易度に、初めて出演せずに演出に専念した作品、思い出もひとしおです。

レトロフューチャーと言うのでしょうか。
世界を脅かす磁気嵐やアンドロイドが登場しながら、そこだけ何十年も時間が止まっているかのような錯覚を起こす部屋。この部屋の造形は3度の上演とも大きく風情を変えてみました。どれも美しい舞台でしたが、今回上映する2019年版は運命のように出逢って2017年『みごとな女』からご一緒している荒川真央香さん渾身の舞台美術。ここに住みたい…。
そしてもうひとつ。行き来する時代と物語を、照明の島田康和さんが見事に繋いで下さいました。この部屋の光と影に登場人物たちは力を貰っていたと思います。

2020年、世界を脅かしているのは磁気嵐ではないけれど、半年前には想像しなかった現実が目の前にあって。生きていくのに精一杯で足元しか見えなくなりそうで、でもだからこそ、私達には物語が必要なのだと信じています。

劇場に【物語】を!
劇場で【物語】を!!

ガイドラインに沿ってウィルス感染防止のため座席を各回20席限定としております。事前のご予約をお願い致します。入替制各2,000円
ご予約窓口→080−6594−1574(電話受付時間 11:00〜18:00)

劇場は各回ごとの換気、消毒をいたしますが、マスクは各自ご持参下さいますようお願い致します。また発熱等お加減の優れない方はご遠慮いただけますようお願い致します。
ご来場を心からお待ちしております!!