どうも、かわしまです。

前回のまわた日記で、暑さにやられながらも作業に勤しんだというのを書いたんですけど。

僕が20世紀にお芝居を始めた頃は木工作業のほぼ全ての工程を手作業で行なっていたんですが、21世紀に入って電動工具が舞台の現場にも出回ってきまして。

釘をトンカチでトントントン、なんてのは劇場に入ってからしか、ほぼ見なくなりました。
DIY好きの人や、日テレのボンビー生活とかをご覧になってる方にはお馴染みのインパクトドライバー!
ビスで木材をグルグルグルー!

ノコギリで材料をノコノコノコ、なんてのも劇場に入ってからしかほぼ見なくなって。
滅多に丸ノコなんて使わないし、チェーンソーなんて映画の中でしか見たことがありませんでした。
今はというと押し切りノコ。
昔、職員室とかにあった紙を切断する裁断機をイメージしてもらうのが手っ取り早い。
これ、便利ー!
おんなじサイズにスパスパスパって切れちゃう。

大抵のお芝居で背景を飾るパネルって呼ばれる物も、20数年前は8分釘をトントンってベニアに打ち込んでて、トントントンって3回に分けて打ち込むと先輩に怒られてた(釘が抜けやすくなっちゃうから)。
それがコンプレッサーの登場。
マシンガンみたいな感じで、スタンスタンと釘を打ち込んでいく。

技術の進歩ってすごいよねー。

さてさて役者の脳ミソは近年どれくらい進歩してるんでしょうか。

脳みそ

◎かわしままさき◎