6月15日(月)から21日(日)まで、下北沢「劇」小劇場で開催するSPIRAL MOON玉手箱上映会で上映される作品を少しずつご案内します!

6月19日(金)19時開映(18時30分受付開始、18時50分開場)上映時間82分

『Nacht Musik』 the 11th session
2005年12月 ザムザ阿佐谷
作:柄澤太郎 / 演出:秋葉正子
出演:最上桂子、伊崎寿克、新井菜穂、齋木亨子、河嶋政規、星達也、佐々木覚、武藤奈央子、桑島貴洋、和田和馬、秋葉正子
舞台監督:小沢真史 / 照明:南出良治 / 音楽:羽山尚 / 音響:齋藤瑠美子 / 舞台美術:田中新一 / 衣裳:真島米梨和

ひとことメモ:
とにかく鮮やかなおもちゃ箱みたいな世界にしたくて舞台美術の田中新一さん、衣裳の真島米梨和さんにお力添えいただいた作品です。
ただ、装置の高低差は稽古場では想像するしかなく、劇場に入ってから大騒ぎになりました。

そして冒頭の暗転から始まるすき焼きパーティが、今も語られる伝説となっています。だって暗闇の中から美味しそうな匂いが漂うんですよ! 舞台から客席前列へ、そして徐々に後方へと広がっていく肉の香り。お腹すいていたお客様、ごめんなさい。

このすき焼きも、もちろん食べる稽古を繰り返したわけですが…稽古のたびにちゃんとすき焼きを作っていたらいくらお金があっても足りません。なので最初は役者がそれぞれ自分の食べるもの(サンドウィッチでもカレーでもお弁当でも)を持ち寄って、次第にご飯だけ炊いておかず(缶詰とか)を持ち寄り、そして遂に稽古場で初めて実際に本物のすき焼きを作ったとき! なんでしょうね、人間の野生の本能なのでしょうか、肉の赤い色と匂いにテンション上がって雄叫びを上げる者もいたほどでした。肉、偉大なり。
ところが…本番で毎ステージ肉を食べ続けると…飽きるんです。最初は奪い合うように鍋を突いていたのに、最後は譲り合うようになっていて、演出家に「ちゃんと最高のご馳走として食べて!」とダメ出しされてました。ひどい。

ガイドラインに沿ってウィルス感染防止のため座席を各回20席限定としております。事前のご予約をお願い致します。入替制各2,000円
ご予約窓口→080−6594−1574(電話受付時間 11:00〜18:00)

劇場は各回ごとの換気、消毒をいたしますが、マスクは各自ご持参下さいますようお願い致します。また発熱等お加減の優れない方はご遠慮いただけますようお願い致します。
ご来場を心からお待ちしております!!