秋葉舞滝子客演のお知らせ

みなさまご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしのことと存じます。

今年は春の初めから妙に暖かかったり急に寒さが戻ったり、植物も大変だったのではないかと思いますが、いただきもののシンビジュームが、5年目でようやく開花しました。感動もひとしおです。
いやもう、本当に美しいです。諦めなくて良かった。

植物を育てることの醍醐味って、これですよね。
冬の間はいつも、ものすごく不安なんです。もしかしたらもう芽が出てこないんじゃないかって。育て方を間違えたんじゃないかって。
でもこうして蕾が膨らみ花開くと、黙々と世話をしたり不安になったりということはすっかり吹っ飛んでしまいます。
このシンビジュームはのんびり屋で5年も掛ったけれど、この先も信じて育てていこうと思います。

さて。
SPIRAL MOONは6/19(水)~23(日)まで、お馴染み下北沢「劇」小劇場での公演に向けて着々と準備を進めておりますが、なんとわたくし、稽古開始直前のGWに客演いたします。

劇団820製作所
第17回公演・マグカルシアター参加
『なぜけもののわかさはにがいのか』
作・演出 波田野 淳紘
——17歳たちの光。17歳たちの血。17歳たちの劇。

SPIRAL MOONにも2015年11月『悪魔はいる』、2016年11月『荒野ではない』で作品を上演させていただいた波田野淳紘さんの劇団です。

物語の登場人物は全員17歳。17歳です!(←強めに言い切る)

あなた、今、恐ろしい想像をしましたね?
でも誰より恐ろしいと思っているのはこの私です。間違いなく。
だって本物の女子高生だった頃でさえ嫌で仕方なかったのに、今更、白いソックスなんて履けないよ…。

【若い】という字は【苦い】と、とてもよく似ています。
熟れていない果物は、酸っぱいと同時に苦いでしょう?
自分の苦さに苛立ち、心細さに吠える。盲滅法に暴れて触るものを何もかも傷つける。これは目に見えぬ何か、自分自身と闘う者たちの物語です。
その苦さは、きっとあなたの中にも、まだ残っているでしょう?

【公演日程】
2024年5月3日(金・祝)~6日(月・振休)
5月3日(金・祝)13時☆(公開ゲネプロ|鑑賞教室)/18時
4日(土)13時/18時
5日(日)13時★/18時
6日(月・振休)13時★

☆3日(金・祝)13時の回に「公開ゲネプロ|鑑賞教室」を行います。18歳以下の方を無料でご招待いたします。引率の方にかぎり、一般2,000円で承ります。
★5日(日)13時と、6日(月・振休)13時の回は、本編上演後に「アフターパフォーマンス」(10~15分程度)の上演を予定しております。

【会場】
神奈川県立青少年センター・スタジオHIKARI
(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-1)
⇒JR「桜木町駅」北改札西口より徒歩約8分、京急線「日ノ出町駅」より徒歩約13分。

【チケット】
一般 3,500円
18歳以下 1,000円

【ご予約】(秋葉扱い)
https://shibai-engine.net/prism/webform.php?o=r3eijqhp

17歳。素数の年ですね。
割り切れない自分を抱えて懸命に生き延びようとする私たちを、是非観にいらして下さい。
劇場でお待ちしております。

◆◇◆秋葉 舞滝子◆◇◆

同じカテゴリの記事

最新記事