まずは「物語のあるところ」のご来場頂き、誠にありがとうございました!!
演劇ロスに陥ってる渡辺常日頃です。

今回はリーディング公演という初めての経験をさせていただきました。まさかこの歳で初体験を出来るなどとは!世間ではコロナで大変な時なに、不謹慎だと思われるかもしれませんが、チャレンジ出来る喜びを感じてしまいました。ごめんなさい。

そして振り返って思う事は、自分にとって「物語のあるところ」とは何処なんだろう?とずっと考えていたと思います。役者としてだけではなく。
それは至る何処に転がっていて、気がついてないだけでした。

近所のコンビニ、最近通うようになった蕎麦屋、最寄り駅の駐輪場…。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「いってらっしゃい」…たった一言の交流だけど、友達や家族ではなく赤の他人と関われる場所。
そこに大きなドラマは無いけれど、ちょっとした言葉に元気づけられ、自分も誰かに出来る事はないだろうかと考えさせてもらえる場所。大切にしたい日常でした。

きっと自分にとって演劇活動は、頂いた元気を違う誰かに渡す行為なのだろうと。

皆さんの「物語のあるところ」はどこですか?
いつかどこかで会えたら、教えて下さい。

↓マチネ、ソワレ間で必ず行くとある中華屋。ここに来ないと本番を迎えた気がしない!