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#秋葉舞滝子

  • 2022年5月31日

クルー

渋谷駅に、途中で段差の変わるエスカレーターがあるのですが、それ、酔っちゃうんです。 たいした段差じゃない気がするのですが、フワッとなった瞬間に、もう気持ちが悪い。 高校1年生の時、メチャクチャ恐いキヨタカ先生(理科)に「宇宙飛行士になりたいんですけど」と言ったら、少しびっくりした顔で「そうかー」とだけ言って走るように去っていきました。 ところが数日後に廊下で呼び止められて、宇宙飛行士の募集のこと( […]

  • 2022年5月21日

ユーミン ナイト

今年はユーミンこと松任谷由実さんのデビュー50周年なんですって。 業界全体が盛り上がっているようで、昔の曲も頻繁にラジオから流れてきて油断も隙もありません。いちいち持っていかれちゃうんですよ、気持ちが。 多くの人がそうであるように、私もティーンエイジャーのあの頃から、どっぷりユーミン漬けでした。浅草駅前にあった友&愛でレコードを借りて、最初はアルバム1枚ずつを入れるだけだったのに、そのうち自分だけ […]

  • 2022年5月11日

きみがいるから

こんにちは、秋葉舞滝子です。気が付いたらゴールデンウィークとやらが終わっていて、ハハ!って乾いた笑いが出るこの頃ですが、稽古は真剣に進んでおります。や、楽しいですホントに。 さて。ちょっとした自慢話なのですが、異常値ではないかと思えるほど、若い頃から血小板と血漿が多くて、しかもハイオク(O型Rh+)なのでもう成分献血引っ張りだこです。超モテてます。 で、昨日、管に繋がれながらたまたま見かけた〈みん […]

  • 2022年4月29日

咲きますよ!

すっかりご無沙汰しておりますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。こんばんは、秋葉舞滝子です。 前回2021年11月公演『たましずめ』から半年近く地中に潜っておりましたが、いよいよ活動開始です!あんなに寒かった冬があっという間に飛び去って、ベランダの花たちも例年より早く咲いています。土の下でずっと準備していたんですね。 世界は悲しみに溢れているけれど、私は前に向かって歩いて行きます。 6月に劇 […]

  • 2021年11月15日

新たな旅路へ

SPIRAL MOON『たましずめ』は無事に閉幕いたしました。ご来場下さいました皆さま、そしてこの公演を表に裏に支えて下さった関係者の皆さまに心から感謝いたします。 本当は、お盆に向かっていく今年の6月に上演する予定だったのでなんとなく季節はずれになってしまった感もありましたが、劇場の中だけでもと、あちこちに夏の気配を閉じ込めました。 演劇とは、魂を鎮める行為なのだなと思いながら稽古を重ねてきまし […]

  • 2021年10月26日

好み2

先日、職場でいきなり「まさこは髭男子(ヒゲだんし)が好きなの?!」と言われたんです。 あまりにいきなりだったので面喰い、咄嗟に「好きになった人が髭男子なら髭好きですよ!」と叫んでしまいました。 「やだ、こんな微妙な(失敬!)髭男子が好きなのかと思った!」ですって。 いやいや髭男子じゃなくて髭ダンって書いてあるし。オフィシャル髭男dismのことですよ先輩!写真が載っているのがいろいろ紛らわしかったで […]

  • 2020年12月31日

2020年12月31日

なんだかよく憶えていないのです、今年という1年を。 憶えていないというより、時間がちゃんと流れていないというか、忘れられない出来事がたくさんあったけれど、その出来事と出来事の間がするりと抜け落ちているのです。 あっという間に時間だけが過ぎて、目を開けたまま夢を見ているような気持ち。 いつもなら楽しい時間の方が「夢を見ているよう」だったわけですが、あの2月から今日までの10ケ月、公演の準備と本番以外 […]

  • 2020年11月29日

琥珀

2020年11月SPIRAL MOON『物語のあるところ』朗読会にご来場下さいました皆様、そして出演者として、スタッフとしてご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。秋葉でございます。 これまで20年以上にわたり地道に、舞台での演劇にこだわって公演を続けてきたSPIRAL MOONですが、2020年は一つの大きな転機となりました。 私達は何をしてはいけなくて、何をしなくてはならないのか […]

  • 2020年10月5日

物語の中へ

何かを知ってしまったら、もう前とは同じ気持ちでいられないことってあると思うんです。私にとってそれは金木犀です。 台風の季節が過ぎて空が高くなって空気を軽く感じる、そんな秋の短い間に、いつの間にか忍び込んでくるような不思議な香りが、それまでだって嫌いではありませんでした。でも内田善美さんという天才漫画家の『星の時計のLiddell』という作品に触れて以来、金木犀は特別な香りになったのです。 それは現 […]