今年6月の『夜のジオラマ』の直前に、30年の付き合いになる役者の友人が亡くなりました。同い年でした。

若い時分は、同い年という気安さからか会えば意地悪をされたり悪口を言われたり、そのたびにキーッとなっていたものですが、少し大人になった頃、それは彼特有の愛情表現なのだと気がついて、こちらが気がついたことに気がついた彼は、以来なんとなくいつも照れくさそうに、でも意地悪をしなくなりました。小学生か。

彼が門前仲町で喫茶店をやっていた頃は仕事帰りにしょっちゅうご飯(チキンカレーがとても美味しかった! あとコーヒー!)を食べに立ち寄ったものですが、最近は楽園王で顔を合わせるくらい。しかも誰かの陰謀なのか、同じ舞台に立つことも少なかったです。その分、お互いの芝居は穴が開くほど観ましたけど。

同じく盟友の楽園王 長堀くんから今回の企画に誘っていただいたことに感謝しています。精一杯務めたいと思っています。

楽園王◎公演

『追悼のようなもの』の公演のようなもののご案内

http://www.rakuenoh.tokyo/pl1/worksdetail6.html

日時: 2019年10月14日(月祝)
   17時半開演

場所: 日暮里d-倉庫
※作品はすべて、表現方法としては「朗読」です。 楽園王では、少しだけ変な朗読のスタイルを取ることが多いですが、 今回は意外とノーマルかも、です。

出演:
小林奈保子、大畑麻衣子(miez miez)、秋葉舞滝子(SPIRAL MOON)、岩澤繭(ウテン結構)、関大輔(EgofiLter)、野宮有姫(企画団体シックスペース)、田中新一(東京メザマシ団)、村田望、長堀博士(楽園王)、他。

料金: 無料
※今回の上演台本を含む「長堀博士短編戯曲集第3集」他グッズを発売予定。
こちらの売り上げにて公演の予算を賄う計画です。 是非ご協力をお願い致します。

ご予約: home@rakuenoh.com
お名前、人数をお知らせください。

皆様のご来場を心からお待ちしております。

◇◆秋葉舞滝子◆◇